2019/02/17 18:45
Inti.BALI<インティバリ>では、
「オーガニック」という言葉を使っていません。
「オーガニック」とは
無農薬で化学肥料を使わず有機栽培された作物の事。
化粧品業界においての「オーガニック」とは
「オーガニックコスメ」とは何なのか?
合成化学物質が主成分のコスメとは区別するために
「オーガニック」と使うのならば、
インティバリでも「オーガニック」を使って
皆さんにアピールをしたい…。
しかし日本には現状(2019年2月現在)
「オーガニックコスメ」の定義、基準は存在していません。
各メーカーやブランドが
それぞれの基準と判断の元で
「オーガニックコスメ」を名乗っているのが現状。
つまり消費者としては、
ヨーロッパに準ずる厳しさで追求するメーカーから、
原料の一部に使用したことで「オーガニック」をうたうメーカー、ブランドを
そのメーカーやブランドの企業精神を見抜いた上で
判断しなければならないのです。
厳しい基準を持っているといわれる
ヨーロッパの「オーガニック」の基準。
たとえば、
【コスメビオの定義(フランス)】
・成分の合計の95%以上が天然または天然由来成分(水を含む)。
・植物原料の95%以上はオーガニック由来である。
・成分の合計10%以上がオーガニック原料である。
しかし裏を返せば
・植物原料のうちの5%は、オーガニックでなくてもよく、
・成分の合計の5%は化学原料を使ってもよく、
・成分の合計の90%はオーガニック原料でなくてもよい。
となるわけです。
ヨーロッパの認定の厳しい機関でさえも、
主成分になっている元の植物が有機栽培なら、
そのほかの成分に合成化学物質を使用していても
「オーガニック」として認定されるのです。
合成化学物質を使っていても
「オーガニック」…。
Inti.BALI<インティバリ>は
そこに意味を持たないという考えなのです。
一般の消費者(私も含め)は、
「オーガニック」とうたっていれば、
すべて無農薬で化学肥料を使わず有機栽培されたものを使っていると思いがちです。
でも、認定には、「完全オーガニック」でなくても良いのが現状なのです。
そもそも、「完全オーガニック」を実現するには、
原料の先の先の先、その先まで、全部を管理しないことには実現不可能な事なのですよね。
Inti.BALI<インティバリ>は
「環境に悪いもの」
「身体に悪いもの」
「疑わしいもの」を出来るだけ排除した
生活環境づくりを提案しています。
自然界には存在しない化学的に合成してつくられた物質、
合成化学物質各々の有毒性は明確に証明されていませんが、
合成化学物質は、「疑わしいもの」と考えています。
自然界にも毒は存在しますし、
天然成分にアレルギー反応を起こす人もいます。
100%天然成分が全て安心・安全ではありません。
しかし、どのような影響があるか分かっていれば避けることが出来ます。
本来の自然界には存在しなかった、
これらの「疑わしいモノ」には即効性があるものばかりでなく
10年、20年経って、やっと何らかの影響が見られることもありますし、
あるいは、次世代へ引き継がれて何らかの影響がでることも考えられます。
Inti.BALI<インティバリ>は、
合成化学物質を使用しない
天然成分100%の素材だけを材料にして商品開発を行っています。
もちろん天然成分であれば何でも良いということではなく、
それぞれ素材が持つ特徴や効能を精査した上で、
世界各国から厳選した素材を使い、
その製造工程にもこだわって製品化し、
実際に使ってみて良かったモノだけを商品として世に送り出しています。
「天然成分100%が良い」というより、
「疑わしいモノを避ける」という考えです。
これは、Inti.BALI<インティバリ>の発祥が、
疑わしいモノを避けることで、
オーナー夫妻の愛娘の肌トラブルを改善させた経験から得た思考です。
Inti.BALI<インティバリ>は、
「天然成分100%」
「合成化学物質不使用」を提唱しているのです。